作務衣(サムエ)と甚兵衛(ジンべエ)とは|伝統芸術を着るなら-作務衣
作務衣(サムエ)と甚兵衛(ジンベエ)とは、何が違のか?
甚兵衛(ジンベイ)とは
夏季限定着用可能な簡易的な作務服です。(現在では、夏の部屋着としての利用が多い)
『甚平(じんべい)あるいは甚兵衛(じんべえ)は、男性あるいは子供の着る和装のホームウェアのひとつ。
甚平は「甚兵衛羽織」の略で「甚兵衛という名の人が着ていたことから」という起源説もあるが、江戸末期に庶民が着た「袖無し羽織(そでなしばおり)」が、「武家の用いた陣羽織(陣中で鎧・具足の上に着た上着)に形が似ていたことから」という説のほうが強いとされる。古老によれば、筒袖となって普及したのは大正時代。大阪であったという。』
作務衣(サムエ)とは
オールシーズン着用可能な本格的作務服です。(現在では、伝統芸術や本格派の方の利用が多いようである。)
『作務衣(さむえ)は、禅僧の僧侶が務め、日々の雑事作務を行うときに着る衣のことである。
「作務衣」は本来、作務を行う時に着るもの全般をさし、特定の形が決まっているわけではなかった。僧侶が掃除や薪割り、畑仕事など寺院を維持するための労働を行う時に着用する。作業着であるため、正式の座禅や法要の時には着用しない。』
日本人の心を重んじる「伝統芸術を着る会」の公式ホームページより
まとめ
お寺や芸術関係の方がよく身に着けているのが作務衣(サムエ)である。長袖長ズボンが基本でオールシーズン利用かのうである。公式行事で着る袈裟や着物に対して、事務用や作業用に使う伝統的な作業服である。現在では、甚兵衛(ジンベエ)の半袖半ズボンタイプと間違えられることが増えているが主に夏季にお祭りや街中で少しコワオモテのお兄さんが来ているのが「甚兵衛(ジンベエ)さん」でおなじみのジンベエである。両者共に近年では、部屋着(ホームウェア)として着用されることが多くなっていますが日本の伝統文化を重んじる和テーイストの世界での作業を行う方や日本伝統芸術の仕事で作務衣(サムエ)を熱心に愛用する方が多い。
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2017/05/25